埼玉新聞に掲載されました
- INOTORI
- 2024年11月5日
- 読了時間: 3分
更新日:4月13日
こんにちは、古着リユース工房inotoriの榎本です。 先月10/30発行の埼玉新聞朝刊に古着リユース工房inotoriの記事を掲載いただきました!

埼玉新聞というのは、埼玉県で唯一の県紙なのですが、今年で創刊から80年を迎えた歴史ある新聞です。
こうした地元の新聞に取り上げていただくのは業種変わってからは初めてになります。
さて、少し記事の内容を下記に補足させていただきますと、 業種転換まで時間がかかったために記事内に色々なトピックスが載っていますが、クリーニング業を引き継いだ中で時代に乗っていくためには「クリーニング+アルファのサービス」が必要なのでは?という思いをずっと持っていまして、付随するサービスをクリーニング業務に取り入れるという内容で社内の仕組みを構築していきました。
私も家業を継ぐ前は他の業種(整体師)をしていたのでわかりますが、日頃からクリーニングのことを真剣に考えているのはクリーニング屋さん以外にはなかなかいないのではないかと。 でも服がきれいであること自体は価値があるのも、皆さんわかっていますね。 現実的にお客様にとっての利便性を高めるサービスを投入した後も、クリーニングの需要は年々減り続けている中で、未来を考えると他に手を打つ必要があるのでは?ということになりました。 数重なる打ち合わせの中で、うちのような特別技術がない会社でも衣類について出来ることとしては、リユースリサイクルなのではという話になり、2014年から自社クリーニング店の店頭で不用になった衣類の回収サービスをスタートしたのが始まりでした。
ファーストペンギンの性かもしれませんが、当時、同じ取り組みを行おうとする同業の方はすぐには見受けられませんでした。 普通に考えてクリーニングの業務だけでも大変なのに、それ以上手間をかけようとするのは、通常は考えないかと思いますので、当然の反応かと思います。 今の古着ブームが起きる、ちょっと手前くらいのタイミングでした。
運良く2015年にさいたま市ニュービジネス大賞でコミュニティビジネス賞を受賞させていただきましたが、このビジコン時での途中の過程や知り合った方々からは、その後に大きく変化する刺激をいただき、この過程こそが自社にとってはまさに有り難く、その後のいくつかあった転機の第一歩となるものでした。
ちなみに今回記事を書いていただいた記者さんともコミュニティの場所に赴く中で知り合いまして、クリーニング業時代の弊社の事や取り組みもよくご存知の方なのですが、タイムラグがあっても今回のような記事にまとめていただいて、有り難かったですね。そして久しぶりにお会いして様々な肩書きが付いておられるのに気づき、時の流れを改めて感じました。
また記事内にある仕入れや在庫管理については取引先(リユース業)の方から「たいしたことないですよ」と先日言われ。 経験したことのない身にとっては、仕入れが最大級の難関でして。ある程度軌道に乗せるのがめちゃくちゃ大変だったのですが…
早くそんな感じに言える境地に行きたいものです。
古着リユース工房inotoriはリユース業界ではまだまだ新参者ではありますが、 お客様に喜んでいただけるクリーニング済みのリユース古着の提供に力を入れていきますので 今後ともどうぞよろしくお願いします。
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■ 古着リユース工房inotori■
「きれいを形にして、再生する。」
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