なぜ古着通販で「サイズ失敗」が起きるのか?原因の解明と失敗ゼロにする実寸採寸術

1. はじめに:
古着通販で「サイズ失敗」したことがあるみなさまへ
こんにちは、古着再生工房INOTORIのKayokoです。
今まで、こんな悩みや経験って、なかったでしょうか?
「古着通販で買ったら思ったサイズ感じゃなくて、がっかり…」
「前に一度失敗してから、通販で古着を買うのがちょっと怖くなってる」
古着のサイズ感というのは新品とは全く違うように見えることもあるため、苦手意識を持っていらっしゃる方もいるかもしれません。
でも失敗したのはみなさんが悪いのではなく、古着特有の「クセ」があるからなんです。
今回の記事を読んでいただくことで、なぜ以前古着通販で失敗したかの理由がわかり、次回から失敗しない具体的な採寸・比較方法を身に付けていただきます。
是非最後まで読んでみてください!
※古着初心者の方は、まずは下記の「初心者編」からお読みいただくとより分かりやすいです。
↓初心者編ブログ記事はこちら↓
【このブログを発信している「古着再生工房INOTORI」について】
当店は、元クリーニング店が運営するネット古着販売店です。
プロの知識を活かし、仕入れから検品・クリーニング・補修・発送までを一気通貫で行なっています。詳細は下記リンクから
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2.なぜサイズがズレる?古着通販で失敗する3つの裏事情
古着通販で買ってみたら「思っていたサイズ感と違う…」となってしまう原因は、主に以下の3つです。
① 表記サイズ(S/M/L)が国によって違うことがある
*国際基準(国)の違い**:アメリカ企画、欧州企画、日本企画など、作られた国によって同じ「M」でも大きさが全く異なります。
*時代のトレンド**:同じブランドでも、作られた年代の流行によってシルエットやサイズ感に大きな違いが生まれます。→※「3.失敗ゼロのための具体的な手順」でも後述します。
② 前所有者の「洗濯や乾燥機」による縮み
ここが元クリーニング店として特に知っていただきたいポイントなんですが、弊社では前職がクリーニング業だったため、古着を販売する前に古着の縮みや変色等が起きないように注意して洗濯しています。
ただ、一般の方が洗濯表示を見ずに洗ったり、乾燥機にかけたりすることを繰り返すと、その古着は、新品時の状態から大きく変化してしまった状態のまま、市場に出回ることがあります。
その結果、「タグの表記はLサイズなのに、実際の大きさはSサイズ並み」という現象が起きてしまいます。
なので、古着のサイズ選びは実寸こそが全てなのです。
③ リメイクや過去の補修によるサイズ変化
古着ならではの特徴として「前の持ち主が裾上げや幅詰めをしている」ケースがあります。シャツの幅詰めや、ズボンの裾上げをしている場合は、タグ表記と実際の着用感にズレが生じます。
3.失敗ゼロのための具体的な手順
見るべきは「表記サイズ」ではなく「実寸数値」
① ご自身が所有している服の中で、サイズを確認したい購入を検討している服と同じジャンル(スウェットなら、スウェット)の服をクローゼットの中から探し出し、普段着用していて一番しっくりくるサイズ感の服を手元に準備してください。

② 床もしくはテーブルなどに置き、肩幅・身幅・着丈・袖丈を計測
トップスの場合は下記のイラストの通りで、肩幅・身幅・着丈・袖丈の4サイズが基本サイズになるので、服をたいらに置き、ピーンと張った状態で測りましょう。

ちなみにボトムスは下記のイラストのように測ります。

③ 購入したい古着の商品ページの「実寸」と見比べる。このとき、シルエットに注意!
サイズは同じジャンルのアイテムで比べるのは①でお伝えしましたが、そのときにアイテムのシルエットに注意してください。
・例えば、ラグラン袖(またはラグランスリーブ)という、襟ぐりから脇の下に向かって斜めに縫い目が入る袖のデザインのトップスの場合。
※弊社販売済みの商品でいくつか説明しますが、ラグラン袖の場合は下記のようなデザインの服です。
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このラグラン袖の場合は肩に縫い目がなく、肩幅を測ることができません。そのため、洋服のセンターラインから袖先までの長さである裄丈(ゆきたけ)を測るようにします。
・また下記写真のように、肩の縫製部分が肩の位置よりも外側にあるシルエットを「ドロップショルダー」といい、レディースのトップスやワンピースなどに多く見られます。

身体のラインを拾いにくく、カジュアルで抜け感のある印象をつくります。通常のアイテムとは肩幅のサイズが大きく変わるため、サイズの確認時に注意したいところです。
・またシルエットは製造された年代によっても大きく変わってきました。
例えば、80年代には肩パッドが入った肩幅が広いジャケットだったり、ボディコンシャスな服が流行したように、時代を牽引するような力強いデザインの服がつくられました。
・90年代については80年代と似ていますが、それよりも少し肩の力が抜け、少し抜け感がプラスされるデザインが増えたようです。
*弊社がまとめた関連ブログ記事です。もし良ければ下記リンク先からご覧ください。*
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最近ではメンズ/レディースともにオーバーシルエットなデザインの服が支持されることが多いですが、そんな空気感と90年代頃の古着の相性が良いんじゃないかな?とは思ってます(店主の個人的な意見です)。
4.古着通販店で、買う前に確認すべきポイント
・実寸が記載されていないショップは要注意
繰り返しになりますが、古着は「実寸」が全てなので、この記載がないと判断が難しくなりますよね。。
・生地のストレッチ性や厚みも考慮する(裏起毛の厚手スウェットは身幅に少し余裕が必要、など)
スウェットならご自分が持っているスウェットと、コートなら同じくご自分のお気に入りのコートと。
比較する実寸サイズのアイテムは同一のもので確認をしてください。
・気になる点は購入前にショップへ問い合わせる
基本情報は全て商品ページに記載されてるとは思いますが、どうしても聞いてみたい場合は購入前に問い合わせてみると良いかと思います。弊社の場合はオンラインショップの「メッセージ(吹き出しマーク)」から商品名などを記載の上、お問い合わせください。
5.まとめ・しっかり測って、一期一会の古着を楽しもう!
さて、通販で古着を買う前にしておくポイントを最後にもう一度まとめたいと思います。
① まずご自分の好きなシルエットがどんなタイプか、そのうえでジャストフィットで着心地が最高な、普段着用している手持ちの服を基準に実寸(肩幅・身幅・着丈・袖丈)を測っておき、
② その時に自分の「許容範囲(例:身幅±2cmまでOKなど)」を知っておく。
③ その測ったサイズをメモなどに入れておく
これで、いつでも安心して通販で古着を購入することが可能です!
なぜ、以前は失敗してしまったのか?
原因さえ分かれば、古着通販は怖くありません。ぜひお気に入りの服のサイズを手元に、一期一会の古着探しに旅に出かけましょう!

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